再任用教諭はこれまでのブログ記事のことを深く考えずに受けてしまうと、「こんなはずでは・・・」とモチベーションが下がってしまう。覚悟の上で選択する必要がありそうだ。そこで、念のためにと、臨時的任用職員になる場合も試算してみることにした。
臨時的任用職員は、A市の場合65歳までの年齢制限がある。これは再任用も同じなので問題ない。給与は、一般教諭の場合には77号級までという上限設定がある。正規職員として長年勤務し定年退職した者は通常この上限に該当する。ボーナスなどその他の条件は現職とほとんど同じになる。つまり下のようになる。
臨時的任用職員の場合・・・
給与 約 330000円 (上限の77号級)
扶養手当 約 10000円
地域手当 約 53000円
教員特別 約 5000円
社会保険 約-50000円
所得住民税 約-30000円
ざっくり手取り約32万円
臨時的任用職員のボーナスは・・・
正規教員と同じ年間4.30ヶ月分だが、他自治体の臨任になると4月1日採用になるので夏のボーナスは30%分しか出ない。つまり年間では130/200になってしまう。(退職前と同一自治体で通算できれば100%支給で130万円になる。)
(他自治体)32万円×4.3×(130/200)=約90万円
(同一自治体)32万円×4.3=約130万円
臨時的任用職員の年収は・・・
月給32万円×12ヶ月+ボーナス90(130)万円=年収約470万円(同一自治体500万円)
これは、現職600万円よりは100万円以上減ってしまうが、再任用340万円より100万円以上多い!
臨時的任用職員は、あくまでも産休・育休などの期間の臨時なので1年以下の契約になるが、教員不足のご時世なので毎年契約することはできそうだ。
to be continued …
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