公立学校再任用・臨任等と私立学校転職での昼食について触れておく。これで転職先を決めることはないだろうが、「家庭弁当」タイプは人によっては苦しいのではないだろうか。
公立小学校では当たり前の学校給食。最近では中学校でも給食を実施する自治体が増えてきた。ただ、中学校給食は、それこそ千差万別で、小学校のように自校給食や給食センターもあれば、宅配弁当もある。私立学校は更にいろいろあるようだ。学校ごとの教育方針があるので、必ず家庭弁当というところもある。中高一貫高では、学食があるところも。公立校のように自校給食、宅配弁当、業者販売などもあるようだ。実は教員もこの食事状況に従わざるを得ないことになる。
「学校給食」がある場合、教員も生徒と同じものを一緒に食べることになる。味や品数、温かさなどは、自治体・学校によって違いがある。給食費の月額は概ね5000円。一食あたり300円程度ということになる。一般のサラリーマンが、毎日1000円ランチを食べると月額は概ね20000円という計算になるので、金銭面だけを考えるとこれは安い。
「家庭弁当」持参という私立学校の多くは教育方針とも関わるので、教員も同等のものが求められる。自分か家族が毎日作れるなら問題ないが、難しい場合にコンビニ弁当そのままではNG。少なくとも弁当箱に詰め替えて生徒とともに食べなくてはならない。給食で牛乳が出るのと違い、飲み物も持参。これもペットボトルNG。
なお、公立小中学校の昼食は教員も生徒と一緒に食べることが多いが、この小中学校昼食は勤務の一部になる。この場合、教員の休憩時間は12時~13時ではなく、16時頃の放課後など学校ごとに決められることになる。私立学校も基本は同じだが、昼食指導はなく、民間企業と同じ休憩時間というところもある。
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