9月異動希望調査&10月募集本格化

再任用

9月に入ると「異動」「転職」の話が聞こえてくる。以前紹介した民間転職サイトなどに求人情報がたくさん出てくるのは10月以降になるが、学校内部での「異動希望調査」「再任用希望調査」「管理職面接」などが9月から行われるところが多い。

7月頃に行われている教員採用試験の結果も出ているので、公立学校の臨任登録も9月から本格的にスタートしている。臨任に関しては、常時募集中随時受付の自治体が多いのでいつでもOK 状態だ。とはいえ、再任用、臨任、私立学校などで常勤していると、平日に教育委員会に行くことは難しい。平日夜間、休日登録会やオンライン登録会を利用することになる。これも9月スタートで3月下旬までほぼ毎週行われている。

教員の仕事内容は(当たり外れ?はあるが)どこも大差ないが、勤務条件は自治体や私学によって大きく異なることをこれまで書いてきた。ネットでの情報収集には限界があるので、9月の今頃から説明会参加や電話での問い合わせなどを始めておいた方が良いだろう。特に私立学校は、すでに来年度の募集を始めているところもあり、10月中には締め切られて内定がでるところが多い。

私も10月1日を待って問い合わせを始めたが、10月中には数校の書類提出、面談等を終え、内定が出た経緯がある。その後も募集は続くが、当然良い条件のところからすぐになくなっていく。11月以降も募集が続いているところは、条件面で厳しいかなんらかの学校事情があるところという気がする。

公立校臨任の場合、説明会に参加するとすぐに年度内は無理かと聞いてきたところもある。公立校で臨任を必要としているところはたくさんある。欠員を出さないためにかなり苦労している様子も見受けられる。学級担任やそれなりの役職を続けて定年退職した60代前半のシルバーは貴重な戦力と見てもらえる。担当の方には悪いが、他自治体や私学とも交渉中ということは隠さず伝えた方が良い。また、通勤時間や校務分担の希望(担任・特別支援・専科・専門科目など)の条件はしっかり伝えておいた方が良い。良い人材と判断してもらえれば、良い条件を提示して採用しようと動いてくれるだろう。

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