2023年夏からタイトルのシステムが稼働している。以前書いた「情報提供システム」がリニューアルしたものになる。臨任と非常勤の両募集が一体化され、よりマッチングがしやすくなっているようだ。
臨任・非常勤の登録をしないとアクセスできないが、臨任募集はすでに始まっていて、非常勤の方は3月に募集開始となっている。
(以下は、以前記載したもの)
臨任は、地域によって給与面の待遇が異なることは書いた。実際に働き始めてしまえば、それ以外の違いは気にならないだろう。同じ地域の学校でも違いはあるのだから。だとしたら、通勤時間が短いにこしたことはない。
どの自治体でも、臨任希望の提出書類に「希望地区」や「通勤時間の上限」というような項目がある。もちろん面接でも聞かれることになる。私立学校の場合、自分で通勤経路や所要時間などを調べることができるが、公立学校では配属候補校が決まるまで調べようがないのだが・・・
東京都、A市、B市に臨任登録をした。A市は、平日夜間の登録会があったので足を運んだ。B市は土曜の教育委員会受付に足を運んだ。東京都はなんと電子申請で後日面談。どこも他都市を併願していることを話して、即決はしないことも伝えておいたが、3都市とも登録してすぐに依頼連絡があった。
その過程で、A市、B市と東京都のシステムが違うことが分かってきた。A市とB市は、教育委員会の担当者からの電話連絡だけなのだが、東京都は学校からのダイレクト電話やメールが入るようになった。しかも、連絡をくれた学校の中には、通勤時間上限を超えるところもあった。これは、「東京都教育委員会情報提供システム」「東京都教育委員会採用情報マッチング支援システム」に名簿登載されたことによるようだ。学校から臨任・非常勤登録者の情報が確認できるらしい。
これだけなら、採用される側にはメリットはほとんどないが、このシステムは逆も可能になっていた。つまり、システムにアクセスすれば、臨任を求めている学校の情報を確認することができる。必要とされている学年や専科が記載されていることがあるし、その学校の情報を調べてから応募するという「逆指名」「FA」のようなことができる。このマッチングアプリのようなシステムはどうやら東京都だけらしいが、他自治体も採用して欲しいものだ。
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